2019年にコロムビアレコードからメジャーデビューを果たした翌年、コロナウイルスが流行しました。イベントはキャンセル・中止となり、念願だったメジャー活動ができず、先の見えない状況に気持ちは沈みがちになりました。
本来なら、私の歌で人々を勇気づけ、喜びを与えられる歌い手を目指していたはずなのに、コロナ禍では、多くのファンの皆さまから励ましの言葉をいただきました。「ライブ待ってるよ!」「会うのを楽しみにしています」など、皆さまが心を支えてくれた事に感謝しています。
私には応援してくれる皆さまがいる。これまで1人でがむしゃらに夢に向かって走り続けていた私ですが、応援してくれる人がいるからこそ、私は歌うことができる事に改めて気づきました。コロナ禍は、これまでのご縁を振りかえりファンの皆さまに感謝できた期間でもありました。
これからは、コロナ禍でも応援してくださった皆さま、音楽活動を通して出会ったご縁、ファンの皆さまとのご縁をもっと近くに、大切に繋がっていきたい。応援してくれる皆さまと私も、もっと成長していきたい。みんなと一緒に夢を叶えていきたい。アーティストとして、1人の人間として、もっとファンの皆様と向き合いたいという想いからMISTY clubを立ち上げる決意をしました。
イベント活動ができなかったコロナ禍で、少人数から始めた交流会(MISTY fan’s meeting)では、今まで直接お話したことのなかったファンの皆さんとも交流を深め、現在も毎月交流会を開催しています。皆さまとお話する中で、私の目標や夢も広がりました。コロナ禍で綴ったノートは何冊もあります。いただいた言葉、楽曲、イベントプラン等があり、私の新たなステージが始まります。
ファンの皆さまとのご縁、これから出会う方とも、MISTYと音楽を身近に。より良い繋がりを築いていきたいと思います。そして生まれ育った町、ご縁を大切に、新しい楽しみや喜びを歌で届けて恩返ししていきたいと思います。